レッスン4：3D と 2D モーションを使用する

1. 組み込みまたはカスタムキャラクター （この場合は俳優ライブラリのソール） を適用します。
   
2. コンポーザーモードに切り替え、頭上に埋め込まれた、またはカスタムプロップをドラッグ＆ダウンします。（この場合は、 Flash のカスタムヘッドプロペラ）
   

   注記:

   身体部分にプロップをドラッグ＆ドロップした後は、そのプロップは身体部分に付着します。 Flash から SWF フォーマットのムービークリップシンボルをエクスポートした後は、新しいプロップを生成するためにCrazyTalk Animator に SWF ファイルをドラッグアンドドロップすることができます。

3. コンポーザーモードから退出し、 ステージに戻るボタンをクリックして、ステージモードに戻ります。
   
4. パネルを表示するにはプロジェクト設定ボタンをクリックします。
   
5. 背景色カラーピッカーをクリックして背景をソリッドカラーに設定し、希望の色を選択し、OK ボタンをクリックします。
   
   シーンの背景が希望した色に変わります。
   
6. シーンに、ライブラリの雲を追加します。
   

前回のレッスンでは、ひとつのモーションクリップに複数のアングルを設定しました。 但し、モーションクリップをループする際にアングルも同様にループされます。 異なる時間で、あるアングルキーを含むループモーションを使用する場合は、以下の手順に従ってください。

1. アニメーションテンプレート >> モーション >> 3D ライブラリからモーションを適用します。 この場合、02_アイドルライブラリのアイドル_憂鬱です。
   

   注記:

   詳しくは、 レッスン1：テンプレートを適用することによりプロジェクトを作成するを参照してください。

2. タイムラインとキャラクターの 3D モーショントラックを開きます。
   
3. ツール·バー上の ループボタンが押されていることを確認します。
4. クリップの右端をドラッグアンドドロップし、ループします。 この場合、モーションが 4 回ループするように設定されています。
   
5. 再生し、ループを確認します。

3D モーションでは、レッスン3：3D モーションを使用するで説明されているように、希望する方向にキャラクターを回転させ、同じモーションを使用する場合、アングルキーを設定することができます。

ループモーション内では、キャラクターを異なるアングルに回転させることができます。 但し、以下の表に示すように、回転はモーション全体の各ループに同一のキーを設定してしまいます。

目的のフレームへアングルキーを設定します。	キーは各ルーピングセクションの相対フレームに自動的に複製されます。

結果は下の図のようになります。

各セクションでキーをルーピングする代わりに、ループモーション中で特定のアングルキーのみを生成するには、以下の手順に従ってください。

1. キャラクターの 3D モーション関連トラック （モーション、3D アングルと 3D モーションレイヤー） がタイムラインに表示されていることを確認します 。
2. 無駄なアングルキーを削除します。 期間中、最初のを除き 3D アングルをクリーンに保ち続けます。
3. モーショントラックのモーションクリップを右クリックし、右クリックメニューからモーションクリップをフラット化コマンドを実行します。
   
4. ループセクション、アングルキーとモーションレイヤーキーがフラット化され、統合されたことが確認できます。 またループモーションが全く新しいルーピングクリップに変換されます。
   
5. キーを複製することなく、様々な時間フレームにアングルキーを追加することができます。
   

アングルキーに加えて、異なる時間フレームのフラット化された 3D モーションクリップを調整するために 3D モーションレイヤキーを追加することができます。

1. 3D モーションの開始フレームに移動します。
   
2. キャラクターが選択されていることを確認し、機能ツールバー上の 3D モーションキーエディタボタンをクリックします。
3. ダミー画像 （右下のペイン） をクリックする、あるいは 3D ビューア （上のペイン） のダミーをダブルクリックし、キャラクターの身体部分を選択します。
   
4. 飛んでいるように見せるためにポーズを調整し、視覚的欠陥を修正します。

   ダミーを調整します。	キャラクターに適用されます。

   • 以下に示すようにボーンチェーン全体に IK 調整を行うため、 動きツールを使用します。
     
   • 以下に示すように指定した骨のファインチューン用の FK 調整を行うため、 回転ツールを使用します。
     
5. 異なる時間フレームにモーションレイヤーキーを自由に追加できます。 ふたつの隣接するキー間の補間は自動生成されます。
   

3D モーションが適用および変更された後、コンテンツマネージャまたはボディパペットパネルの 2D モーションテンプレートを使って 2D モーションをキャラクターに追加することができます。 その後、2D モーションキーエディタを使って 2D モーションを調整することができます。

この場合、適用方法はスキップされています; ボディパペット方法は以下の手順に従ってください。

パペットエディタを使って 2D モーションを生成する

2D モーションを適用したいフレームに移動します。 キャラクターを選択し、機能ツールバー上の パペットエディタボタンをクリックし、パネルを開きます。 ボディアニメーションプロファイルドロップダウンリストから基本モーションを選択します。 左側のペインからカテゴリ、右ペインからプリセットを選択します。 この例では、動き >> S 飛ぶ （315 度までのフライングモーションパターン）。 プレビューボタンを押し、スペース バーを押してモーションをプレビューします。 誇張と速度、または希望のモーションパターンを決定するためのスライダーを調整します。 スライダー設定を維持したままプレビューを停止するには、もう一度スペースバーを押してください。 注記: 別の身体部分のモーションの強さを調整したい場合は、ダミーの希望する身体部分をクリックし、それに属するスライダーに切り替えます。 揺れ、緩さや高さなどの強みを変更するためスライダを調整します。 録画ボタンを押し、スペースバーを押して、新しいクリップにモーションを記録します。 録画を中止するにはスペースバーを押します。 すると、モーショントラックに新しい 2D モーション （グレー） が追加されます。

身体部分を揃える

ふたつのモーションクリップ間でホッピングが発生した場合は、問題を回避するために、後ろのクリップの身体部分を前のと揃えることができます。 キャラクターが選択されていることを確認します。 タイムラインを開き、キャラクターの 2D モーショントラックを開きます。 （実際には、3D も 2D モーションも同じトラックを共有しています） 2D モーション （グレー） を右クリックし、整列 >> 頭コマンドを選択します。 2D モーションの全体は、前のモーションクリップと最後のフレームでの身体部分のアラインメントに基づいてオフセットします。 この方法では、ホッピングの問題を排除することができます。 再生し、確認します。

キャラクターの変換のパペット

浮いているように見せかけるために、キャラクターの変換データを設定しなければなりません。 変換キーをひとつずつ設定するのではなく、素早く変換キーを設定するにはパペットパネルを使用します。 プロジェクトの最初のフレームに?移動します。 キャラクターが選択されている間に、パペットエディタ >> ボディパペットモードを開きます。 パネルの上部にある動きボタンを押します。 上記の方法を用いて、キャラクターの変換データをプレビューし、記録します。 変換データは、自動的にキャラクターの変換トラックに追加されます。 モーションと変換データ組み合わせた結果を、再生して確認します。

キャラクターが前に進んでいるように見せかけるには、プロップのアニメーションを作成するために、異なるフレームでプロップを変換することができます。

1. 最初のフレームからひとつまたは複数のプロップを選択します。
   
2. プロップを縮小します。
   
3. キャラクターが前方から後ろ 225 度に回転するフレームに移動します。
4. 前に進んで飛んでいるように見せかけるため、再度プロップを拡大し変換します。 補間は自動生成します。
   
5. プロジェクト全体を通じて、キャラクターの背面に向けてプロップを変換するために同じ手順を繰り返します。
   
6. 再生し、確認します。