レッスン5：フルアングルキャラクターを作成する

レッスンを開始する前に、ベクトルまたは画像ベースのフォーマットで身体部分を準備する必要があります。 本レッスンでは、ADOBE FLASH の SWF フォーマット （ベクトルベース） で作成されています。

• 頭部： 頭部は回転したり、傾くことがあるため、少なくとも 3つのアングルから異なる外観を作成する必要があります。

  アングル 0 （90、180 および 270 と共有可能）	アングル 45 （135、225 および 315 と共有可能）	真上 （真下と共有可能）

• 体や手足： 胴体と脚には単一の材料しか必要ではありません。

  アングル 0 （他のアングルと共有可能）	真上 （真下と共有可能）

• 足： アングルによって見た目が変わるため、足の材料は特別に作成するひつようがあります。

  アングル 0 から 315、真上と真下

傘男は四肢を持っていないので、体の部分を準備した後、一からキャラクターの外観を作成する必要があります。 四肢があるキャラクターを作成したい場合は、このセクションをスキップします。

1. コンテンツマネージャ >> アクターテンプレート >> キャラクターからダミーのキャラクターを適用します。
   
2. キャラクタコンポーザーをクリックし、コンポーザーモードに切り替えます。
   
3. 手は必要ありませんので、削除することができます：
   1. 身体の部分を選択します。
      
   2. キーボードの削除キーを押し、対応する骨からスプライト全体を削除します。
      
   3. すべての不必要な身体の部分 （表と裏の毛、首、耳と鼻） を削除するためにの同じ手順を繰り返します。
      

不必要な身体の部分が削除された後、上記のような事前に用意された材料とオリジナルの身体部分の材料を置き換えることができます。 身体の部分がそれぞれのアングルで非常に違って見えるときに、この方法が主に使用されます。 この場合、頭と足の頂部および底部。

1. コンポーザーモードでなければなりません。
2. 身体部分 （この場合、頭部） を選択します。
   
3. アングルスイッチの三角形をクリックし、アングルを切り替えます。（0 度から始めます）
   
4. パネルを開くには スプライトエディタボタンをクリックします。
   
5. パネルの 現在スプライトを置き換えボタンをクリックします。
6. 上記で説明した 0 度のための頭部材料をロードします。

   オリジナルの頭部は、準備に置き換えられます。	頭部の新しい外観。

7. 適切なサイズと位置にアングルを変換します。
   
8. 45 度に切り替えます。
   
9. 現在スプライトを置き換えボタンをクリックします。
10. オリジナルの頭部を 45 度の頭部と交換します。
    
11. 適切なサイズと位置にアングルを変換します。
    

    注記:

    各角度の大きさを、本体部分が回転する際に問題が発生しないように、まとめます。

12. 頭部の角度が交換され、変換されるまで、同じ手順を繰り返します。
    
13. それぞれの角度で足の材料が交換され、変換されるまで同じ手順を繰り返します。
    

直接交換する方法以外に、同じカスタム材料を共有することにより、身体部分のすべてのアングルに単一の材料を使用することができます。 身体の部分が各アングルで同じに見えるときに、この方法が主に使用されます。 この場合は、他の角度での頭部、胴体、太ももや足：

1. キャラクターがコンポーザーモードであることを確認します。
2. キャラクターの身体部分 （この場合、上半身） を選択し、スプライトエディタパネルを開きます。
   
3. 削除ボタンの下矢印をクリックし、すべてのアングルを削除するコマンドを選択します。 すべてのポーズ （その角度を含む） が削除されます。
4. 新規スプライトを追加ボタンの下矢印をクリックし、現在角度を追加コマンドを選択します。 なぜなら、他のアングルがこのアングルに基づいて後に複製されますので。
   
5. ベクトルベースの身体部分を準備するセクションの表で述べたように、身体部分の材料を選択します。
   
6. 身体部分のサイズと位置を理想的な変換パラメータに調整します。

   調整前	調整後

7. 結果に満足した後、スプライトエディタパネル上の フルアングルを設定ボタンをクリックします。
   
8. 類似をコピーボタンをクリックし、材料が追加されたばかりのスロットを選択します。（カーソルはペンキのバケツに変わります）
   
9. 同じ材料を適用するために、他の空きスロットをクリックします。（上下は含まれません）
   
10. 前のセクションで説明した方法を使用して、上部と下部のスロットを他の事前に用意された身体材料と置き換えます。（0 度）
    
11. 身体部分の外観をチェックするために、あらゆる角度に切り替えます。
    
12. 本セクションでも、胴体下部、太ももやふくらはぎの材料を交換するために同じステップを繰り返します。
    

コンテンツマネージャライブラリから顔の特徴を変更できます。

1. コンテンツマネージャを開き、頭 >> 頭部テンプレート >> 目に切り替え、オリジナルのものと置き換えるためにテンプレートを適用します。 （この場合、目_08）
   
2. 眉毛と口を含む様々なライブラリから、より多くの顔の特徴テンプレートを適用します。
   
   こうして、キャラクターの顔の特徴を変更していきます。
   
3. 顔の特徴を 5つのアングルで変換します。（135、180 および 225 度の場合、顔の特徴は頭の後ろになりますので変換を実行する必要がありません）
   

身体部分を交換、決定した後、理想的な外観のために身体のプロポーションを設定することができます。

1. コンポーザーモードで アクターのプロポーションボタンをクリックし、対応するパネルを表示します。
   
2. パネルで、キャラクターのプリセットをクリックし見た目を変更します。（この場合は 4 ホビット）
   
3. 不適切に変換された身体部分を選択します。
   
4. 理想的な外観に身体部分を調整します （親レイヤーを維持するため、スプライトの順序を調整することをお勧めします）。
   

各身体部分は、異なるアングルの特定のレイヤーの順序関係を持っています。 順序は CrazyTalk Animator が決定し、変更することはできません。 但し、階層化の結果が気に入らなければ、とりわけふたつの隣接する身体部分のジョイントに満足していなければ、ジョイントマスクを使ってマスクの中に擬似を作成し、カスタムレイヤーの順序を設定することができます。 上半身と下半身を例に見てみましょう：

1. キャラクターのジョイントをチェックするために、様々な角度に切り替えます。
   
   この場合は、上半身と下半身との間にエッジラインがあります。
2. 上半身のパーツを選択し、ジョイントマスクを見つけます。
   

   注記:

   ジョイントマスクを見つけることができない場合は、 ジョイントマスクを追加ボタンをクリックし、現座選択されている身体部分に追加します。

3. 選択 （Ctrl キー + クリック） し、シームをカバーするためにジョイントマスクを移動します。
   
4. ジョイントマスクが （上記に示すように） シームをカバーしない場合は、再度、身体部分を選択します。
   
5. プロパティツールバーで、 前面に送るをクリックする、または 背面に送るをクリックし、ジョイントマスクの範囲内のレイヤーの順序を変更します。
   
6. 結果を表示するには、身体部分の選択を解除します。

   ジョイントマスクなしでシームが表示されます。	ジョイントマスクがシームを隠しています。

7. ジョイントマスクが正常に動作している確認するために、異なる角度に切り替えます。